2023年10月29日㈰に東京で部分月食が観測されます。
天体好きな方には待ちに待った特別なイベントではないでしょうか。
当日は部分月食を観測したいけど、お仕事の方、お出かけ途中で観測したいなど様々だ思います。
珍しい部分月食の天体ショーを見逃がさないために、いったいどの方角で何時頃がピークなのかについて知っておきたいですよね。
そこで今回は部分月食2023を
- 東京都で見る方角
- 東京都で見るピークの時間
- 東京都で見るためのおすすめ観測スポット
について紹介しています。
はじめにこの記事の結論をお伝えすると↓
- 部分月食2023を東京都で見る方角「西の方角」
- 部分月食2023を東京都で見るピークの時間帯「10月29日(日) 午前5時14分頃」
✰部分月食2023を東京都で見るためのおすすめ天体スポット
- おすすめ天体スポット①「国立天文台 三鷹キャンパス」
- おすすめ天体スポット②「奥多摩湖」
- おすすめ天体スポット③「石神井公園」
このような感じです。
部分月食2023を千葉県で見る方角やピークの時間帯は?おすすめ観測スポットも紹介!
部分月食2023を大阪府で見る方角やピークの時間帯は?おすすめ観測スポットも紹介!
Contents
部分月食とは?
月食とは月が地球の影に入ることで、地球の影で暗い部分が欠けたように見える現象です。
そのため、月食が起きるのは太陽・地球・月が一直線に並ぶ満月の時のみです。
皆さんもご存じのように月食の種類は2種類あり、「皆既月食」と「部分月食」があります。
皆既月食は、地球の影が月の全てをかくしてしまう現象のことを言います。平均約2.5年ごとに1回観測することができます。
2022年11月8日(火)の皆既月食の写真
※天体望遠鏡を使用してスマホで撮影したものと、一眼レフで撮影したもの#皆既月食 pic.twitter.com/gDugMjU6gW— イタル (@apollo_rocky_67) June 17, 2023
一方、部分月食は地球の影が月の一部分だけを隠す現象のことを言います。平均約1.5年に1回観測することができます。
2021年11月19日、日本の広い範囲で部分月食を見ることができた。部分月食と言っても、食分は97%で、ほぼ皆既月食だった。京都のシンボルにもなっている国宝の東寺・… https://t.co/1refI1Q7Qv #pahoo pic.twitter.com/Z3MhkF1JoG
— パパぱふぅ@. (@papa_pahoo) June 19, 2023
前回の部分月食は2021年11月19日だったことから、約2年ぶりの部分月食だということになりますね。
部分月食2023を東京都で見る方角やピークの時間帯は?
2023年の部分月食を東京都で観測できる方角やピークの時間帯を見てみましょう。
2023年に部分月食を観測することができる日は「10月29日(日)」です。
方角は「西」を意識して見るとよいでしょう。
次に部分月食の始まり~ピーク時間は以下の通りです。
- 部分月食の始まり⇒午前4時34分
- ピーク時間(最大食)⇒午前5時14分
- 部分月食の終わり⇒午前5時53分
となります。
また、16:35に月が欠け始め、17:53に部分食が終了します。
今回の月食では月の12.8%が地球の影に入り込みます。
このことから例年に比べあまり大きく欠けない月食になりそうです。
天候や観測地点などによって見え方は変わることがあるため注意が必要です。
また、次回「部分月食」を観測できるのはいつなのか調べてみたところ、なんとっ!5年後の2028年7月なんだとか。
となると、今回の部分月食はかなり貴重ですね。
2026年3月3日ひな祭りに皆既月食。
2027年7月7日七夕に部分月食。
2029年1月1日元日に皆既月食。
星占い的には、2026年から2029年はなんとかって煽るんやろな。
実際、色々あるんでしょう。 pic.twitter.com/OnrZDEbhGU
— おがわかずひろ (@OK6872) June 11, 2023
部分月食2023を東京都で見るためのおすすめスポットを紹介
それでは、東京都で部分月食を見ることができるおすすめスポットを3件紹介します。
東京都の天体おすすめスポット①:「国立天文台 三鷹キャンパス」
まず、紹介するのは三鷹にある国立天文台です。
太陽フレア望遠鏡の格納庫の屋根越しに見える皆既月食を撮影しました。スマートフォンのカメラで写したもので、1枚目は広角、2枚目は最大限ズームした画像をトリミングしています。 [11月8日19:39 JSTに国立天文台三鷹キャンパスにて撮影] pic.twitter.com/r4lb4Rkj7X
— 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト | Solar Sci. Observatory, NAOJ (@naoj_taiyo) November 8, 2022
国立天文台三鷹キャンパスは国立天文台の本部です。
主に日本の天文を研究している場所です。中には売店もあり国立天文台グッズや軽食を買うことができます。
毎月開催されている人気の定例観望会では、本格的な望遠鏡を使用して季節の天体を観察することができます。
- 住所:〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1
- 電話番号:0422-34-3600
- 開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
- 休館日:2023年11月11日、年末年始
- 入園料:無料
- 無料駐車場:なし
- トイレ:あり
東京都の天体おすすめスポット②:「奥多摩湖」
次に紹介するのは奥多摩湖です。
土曜日に奥多摩湖で惑星直列撮るついでに撮った天の川やっと現像した
予想よりは全然暗くて綺麗に撮れて良かったし他の天体観測地と比べてアクセスが良すぎるのでまた行きたい pic.twitter.com/94y9RmX1JR— オセロン@禁酒中 (@ose2ro) June 19, 2023
奥多摩駅からバスで約15分ほどで到着する奥多摩湖は、都内にいるとは思えないくらい自然に囲まれた土地で天体観測にピッタリの場所です。
街頭が少ないため夜になると天体がきれいに観測することができますよ。
- 住所:〒198-0223 東京都西奥多摩群奥多摩町原
- 電話番号:0428-83-2152
- 開館時間:24時間営業
- 休館日:なし
- 入園料:無料
- 無料駐車場:あり
- トイレ:あり
東京都の天体おすすめスポット③:「石神井公園」
次に紹介するのは石神井公園です。
シメ@石神井公園 朝日を浴びるシメと月 pic.twitter.com/WbRelaz6lJ
— 野鳥観察人 (@yeniao) December 26, 2021
練馬区にあるこちらの公園は江戸時代から景勝地として有名な歴史ある公園です。園内にはかつて武蔵野三大湧水地のひとつであった三宝寺池があります。
またとても自然が豊かなことで有名です。ソメイヨシノが150本以上あるなど季節なあった花を楽しめるだけではなく、水鳥が飛来し野鳥も沢山観測することができます。
昼に行ってもとても楽しめるスポットなのでおすすめです。
- 住所:〒 177-0045 東京都練馬区石神井1-26-1
- 電話番号:03-3996-3950
- 開館時間:24時間営業
- 休館日:サービスセンター及び各施設は年末年始休業
- 入園料:無料
- 無料駐車場:なし
- トイレ:あり
まとめ
部分月食2023を東京都で見る方角やピークの時間帯は?おすすめ観測スポットも紹介!でした。
- 部分月食2023を東京都で見る方角「西の方角」
- 部分月食2023を東京都で見るピークの時間帯「10月29日(日)午前5時14分頃」
✰部分月食2023を東京都で見るためのおすすめ天体スポット
- おすすめ天体スポット①「国立天文台 三鷹キャンパス」
- おすすめ天体スポット②「奥多摩湖」
- おすすめ天体スポット③「石神井公園」
今回の部分月食は月があまり大きく欠けないということですが、この機会に部分月食をじっくり観察してみてはいかがでしょうか。
また日曜日なのでご家族やご友人とおでかけついでに観測してみるのも良いかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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