月と言えば、普段は白から薄い黄色に見えること多いですが、毎年6月の梅雨の時期には珍しい「ストロベリームーン」という赤い月を見ることができます。
この時期だけどうして月が赤く見えるのか気になりますよね。
また赤い月にはどんな由来があるのか、さらにストロベリームーンと似た月にローズムーンがありますが、それぞれの月にはどんな違いがあるのでしょうか。
この記事では、
- ストロベリームーンが赤く見える理由
- ストロベリームーンとローズムーンの違い
について詳しく説明します。
Contents
ストロベリームーンがピンクや赤い理由は?
ストロベリームーンがピンクや赤く見える理由について説明します。
おはよ💕
ねぇみんな今日ストロベリームーンが見れるらしいよっ😍🌕💓
ちょっとアナのための日でもあるっぽくない?とか言いたいけどさすがに普通にテンション上がってる🤣💓
絶対見るマン❤️#ストロベリームーン pic.twitter.com/t4ed8Lq1wO— ピザ配達員 / 上野アナ🛵🍕 (@anachan29) June 3, 2023
ストロベリームーンは6月の月で、この時期は月が一番水平線近くになる時です。
月の光は大気の中を通って私たちの目に届くのですが、月が水平線に近くなればなるほど大気は分厚くなります。
青い光は散乱されやすく私たちの目に届きにくいですが、赤い光は散乱されにくくしっかりと私たちの目に届くことができます。
よって6月のストロベリームーンが赤く見えやすくなるというわけです。
ストロベリームーンとローズムーンとの違いをチェック!
どちらも6月の赤い月を指すのにも関わらず、「ストロベリームーン」と「ローズムーン」はなにが違うのでしょうか。
そこで、ストロベリームーンとローズムーンの違いについて解説します。
ストロベリームーンは「アメリカ」での呼び名
まず、ストロベリームーンは主にアメリカでの呼び名です。
赤い月が見られることから「ストロベリームーン」と名付けられたと想像された方も多いと思いますが、実は赤い月が見られることと名前の由来は全く関係がありません。
ストロベリームーンという名前はアメリカの先住民族、オジブワ族がつけた名前だとされています。
オジブワ族は木の実や種子を採取する生活を送っていたので、月ごとに採取できるものをそのままムーンネームとして使用しており、そこからストロベリームーンという名前が付けられました。
またストロベリームーンを観測することができる6月は苺が熟れる時期であったり、苺の花言葉に愛情があることから、恋を成就させてくれる月としても有名だそうです。
明日はストロベリームーンです。
恋愛が叶うと言われてます。
両想いの人 片思いの人
明日は空を見上げてみてください。
きっと願いを聞き入れてくれると
そう信じています。月はあなたのそばにそっとおります。
#願い花月香
#ストロベリームーン pic.twitter.com/bMoUKEgrqJ— 願い花 (@momonokotoba77) June 3, 2023
ローズムーンは「ヨーロッパ」での呼び名
ローズムーンは主にヨーロッパでの呼び名です。
先ほど述べたように、アメリカでは苺の収穫期であることからストロベリームーンと呼ばれていました。
6月4日は最小の満月でStrawberry Moon(苺月)アメリカ圏の6月の満月の呼び方で、6月はイチゴの収穫時期で丁度その頃に月が紅くなるヨーロッパでは、ローズムーンと呼ぶ月が赤みを帯びてるから、また、恋を叶えてくれる月、気になる方と一緒に誘って月を見上げながらこのお話をしてみてはいかが‥ pic.twitter.com/pMeHBmu58R
— ミッキーにゃん (@micky_nyantan) June 3, 2023
しかし、この時期のヨーロッパでは苺の収穫期ではなく、バラの咲く季節であることからローズムーンと呼ばれるようになりました。
また、ローズムーンが観測できる6月はヨーロッパではちょうど夏至にあたります。
そのことから夏の始まりをお祝いするという意味で、ホットムーンと呼ばれることもあるそうです。
まとめ
今回は、ストロベリームーンがピンクや赤い理由は?ローズムーンとの違いも紹介!でした。
- 赤い光は散乱されにくく、分厚い大気の中でも私たちの目に直接届くため月が赤く見える
- 「ストロベリームーン」は苺の収穫期からアメリカの先住民族がつけた
- 「ローズムーン」は6月に苺の収穫期ではなかったヨーロッパでの呼び名
ストロベリームーンは梅雨の時期にしか観測することができない月なので、雨などで観測することが難しい月だとされています。
しかし、見ることが出来たら恋も成就すると言われているラッキーな月なのでお友達や恋人とみるのも良いかもしれませんね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。